人間の体に必要なタンパク質のアミノ酸とその代謝
たんぱく質は、動物や人の体を作るのに非常に大切なもの
人間の体に必要な必須栄養素のうちでタンパク質と炭水化物、脂肪という栄養素があります。その中でも特に必要とされるものがタンパク質でありその中でも特に重要視されるものが「アミノ酸」と言われるものです。
動物や人間には食物を摂ることによってその栄養を消化、吸収して、体の成長や保持することが重要で、その栄養の中でも多くの種類がありますが、特に必要なのが前記した炭水化物やタンパク質・脂肪であり、この三つのことを三大栄養素とも言っています。
その中でも「たんぱく質」は、特に動物や魚の肉に多く含まれているものですが、これを動物性蛋白質とよんでいます。又、他にも大豆類などにも多く含まれていて、これらを植物性タンパク質と言っています。たんぱく質は、動物や人の体を作るのに非常に大切なものです。
タンパク質が分解されたものが「アミノ酸」
ちなみに、炭水化物はデンプン質や糖類のことで、日常的には一番多く摂取するもので、その種類はゴハンとなる米や小麦などのパンやうどん、他にもイモ類などにも多く含まれています。炭水化物の働きは、主に身体を動かすための運動のエネルギーの源となり、体温を維持するための元になるものです。
他に脂肪は身体を化学的に燃焼させてエネルギーの源になり、そのエネルギーで運動能力や体温を維持するために必要なものです。脂肪にも肉の脂身である動物性脂肪やサラダ油などの植物性の脂肪があります。
タンパク質が身体のなかに消化吸収されるまでには、その前に酵素による分解という過程が必要になります。このタンパク質が分解されたものが「アミノ酸」になるわけですし、このアミノ酸がタンパク質を構成しているといってもいいでしょう。
アミノ酸を多く含む食べ物である食事メニューやアミノ酸サプリメントなども注目されている
ところが、このアミノ酸というのは身体の中には色んな機能や役割があるように、それに応じて色んな種類のアミノ酸があるのです。アミノ酸というのはそれ自体が単一なものではなく、その中には身体の機能に応じて必要なアミノ酸によるタンパク質が造られるのです。
その中の一つ、あるいは数種類が身体の代謝を良くする物質であるアミノ酸もあるのです。
アミノ酸の中にはたんぱく質を構成している成分の種類が20種のアミノ酸があるとされています。又、アミノ酸によって別の性質のたんぱく質を構成しているのがほとんどです。タンパク質でも皮膚になったり、筋肉であったり、爪や血液などもタンパク質でできています。また、当然ながら細胞もタンパク質でできています。
もちろん、身体を維持するためには基礎代謝や新陳代謝が絶対条件ですが、その働きはアミノ酸によるところが大きいのです。最近ではその代謝を上げる成分として特にアミノ酸が注目されているようで、アミノ酸を多く含む食べ物である食事メニューやアミノ酸サプリメントなども注目されているようです。