大切なアミノ酸の一つ「アルギニン」の働きと摂り方
私たち人間の体にとってとても重要なアミノ酸。
一口にアミノ酸と言っても、その種類は沢山あるのです。
そこで、特に大切なアミノ酸やその摂取方法についてご紹介していきたいと思います。
非必須アミノ酸だけど必須なアルギニン
体内で生成できない「必須アミノ酸」の摂取が大切と言われていますが、「非必須アミノ酸」も忘れてはならないんです。
生成できると言っても量が確保できるとは限らないので、できるだけバランスの取れた食事にしたいものです。
代表的なのが「アルギニン」で、成長ホルモンを作るためにも欠かせないアミノ酸です。
成長ホルモンは例えば髪の毛・爪・全身の皮膚に至るまで、その生成に必須な存在です。
体を作るためにたんぱく質はとても大切で、このたんぱく質はいくつものアミノ酸で構成されています。
そのため、アルギニンを摂取するには良質なたんぱく食品は欠かせません。
大豆は優秀なたんぱく質食品
たんぱく質と言っても様々な種類があります。
アルギニンは動物性タンパク質である豚肉に多く含まれていますが、植物性たんぱく質でも摂取できます。
代表的なのが大豆で、大豆はそもそもホルモン活性には効果的だとも言われています。
豆腐・納豆・豆乳、これらは大豆食品ですから効率的に食卓で無理なく食べられるでしょう。
ただお米の代わりに大豆、牛乳の代わりに豆乳まで切り詰める必要はありません。
なぜなら満遍なくアミノ酸を採るには多様な食品を食べた方が良いからです。
バランスの良い食事が大事
アミノ酸は大豆やお肉だけでなく、パンや果物など何にでも含まれています。
アルギニンだけに注目して採っていくのは好ましくありません。
しかし例えばアルギニン豊富な大豆でも、他のアミノ酸は多数含まれています。
大まかに大豆・お肉・お米・野菜などに分けて、それらをバランス良く組み合わせるのが理想です。
アルギニンは全身のあらゆる器官で必要とされる成分ですから、特に注視すべきなのは事実です。
味噌汁に豆腐・ネギなど豊富な具材を入れてみる、などの工夫でもかなり変わってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アミノ酸には食事からでしか摂れないものもありますが、アルギニンも忘れてはなりません。
小さな子やお年寄りは特に生成量も減ると言われており、大豆や豚肉をなるべく食べていきたいものです。
忙しい方だとサプリメントを使うのも良い方法です。
それでもなるべくバランスの取れた食事を大事にして、サポートとして使ってほしいと思います。